Photo: Toyohiko Fujita
新通 英洋(指揮)
Hide Shindori, Conductor

桐朋学園、モスクワ音楽院において指揮を高階正光、尾高忠明、秋山和慶、黒岩英臣、小澤征爾、L.ニコラィエフ、V.シナイスキーの各氏に師事。英国ロイヤルオペラハウス、イングリッシュ・ナショナルオペラ、ウェルシュ・ナショナルオペラのリハーサルで学ぶ。またBBCウェールズ交響楽団において尾高忠明氏に就いてさらに研鑚を重ねた。
第5回フィテルベルク国際指揮者コンクールにおいて第2位ならびに特別賞受賞。ワルシャワでシンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮してヨーロッパ・デビュー。  
日本テレビ「深夜の音楽会」横山幸雄氏のショパン:ピアノ協奏曲全曲演奏に読売日響と共演したほか、G.シャハム、E.モギレフスキー、飯田みち代、佐々木典子、高橋多佳子、田部京子、松田昌恵、丸山泰雄の各氏をはじめとする多くのソリストと共演。独奏者からの信望も厚い。
近年はアルマ・マーラー歌曲全曲演奏など管弦楽の響きが醸成される異色派伴奏ピアニストとしても評価が高まっている。

これまでに大阪フィル、神奈川フィル、群馬響、札幌響、東京響、東京シティフィル、東京フィル、名古屋フィル、日本フィル、読売日響、ポーランド国立シレジアフィル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、東京佼成ウインド等を指揮。
オペラでは読売日響、札幌響による歌劇「ピーター・グライムズ」公演で尾高忠明氏の副指揮者を務めたほか、豊田市コンサートホールでの喜歌劇「こうもり」、梅若六郎氏演出による歌劇「カーリュー・リヴァー」、名古屋二期会:歌劇「森は生きている」、かんでんオペラ:歌劇「後宮からの逃走」(大阪フィル、関西二期会)等を指揮し高く評価された。
ライフワークとして探求し続けているベートーヴェン全交響曲のほか、バッハマタイ受難曲、ヘンデルメサイア等、宗教曲や合唱音楽の研究にも意欲的に取り組んでいる。
レクチャーを含む講演等も好評でBSN新潟放送ラジオの朗読番組では一年間に渡りエッセイを執筆。最近では新国立劇場開場15周年シーズンオープニング公演となった歌劇「ピーター・グライムズ」の特設ウェブサイトにエッセイ「グライムズの夢と悲劇」を寄稿。指揮者・ピアニスト・講演・文筆活動にと今後益々の活躍が期待されている。
愛知県立芸術大学、徳島文理大学、上越教育大学大学院非常勤講師を歴任。2015年4月より世田谷フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任するほか、大阪音楽大学特任准教授としても教鞭を執る。



ロナルド・ゾルマン(指揮)
Ronald Zollman, Conductor

ロナルド・ゾルマンは4歳から音楽教育を受けた。
アントワープとブリュッセルの王立音楽院で学んだのち、1967年パリでイゴール・マルケヴィッチとナディア・ブーランジュに師事した。
1973年以来彼のキャリアは飛躍的に拡がり、BBC響、スイス・ロマンド、スコットランド室内管、サンディエゴ響、シドニー響、上海響、バンベルク響、スウェーデン放送響など、各国の一流オーケストラから客演指揮者として迎えられた。
また以下の各音楽祭にも迎えられた。エディンバラ、フランダース、ワルシャワの秋、ロンドン プロムス。
伝統的なシンフォニー指揮者としてのみならず、オペラや現代音楽の分野にも積極的に取り組んでいる。
オペラの分野では、ベルギー国立歌劇場で「ドン・ジョヴァンニ」、「コシ・ファン・トゥッテ」、「ラ・ボエーム」、「アルバート・ヘリング」(ブリテン)、「放蕩者のなりゆき」(ストラヴィンスキー)などを上演。1984年には「椿姫」でイングリッシュ・ナショナル・オペラにデビュー、その後スコティッシュ・オペラで「ねじの回転」(ブリテン)も上演。また、BBCでヘンツェ:公子ホムブルグを録音した。「ドン・ジョヴァンニ」の上演によって、カナダのメジャーイベントであるバンフ・サマーフェスティバルに招かれることになった。
現代音楽の分野でゾルマンは、ロンドン・シンフォニエッタとの活動を続けており、ピエール・ブーレーズの要請でパリのアンサンブル・アンテル・コンタンポランを1982年に指揮した。
1989年から1993年の間、ロナルド・ゾルマンはベルギー国立管弦楽団音楽監督に就任、1993年からはメキシコ・シティのUNAMフィルハーモニーにポジションを得ている。
昨年、何点かのCDが発売された。彼のメキシコのオーケストラ、チェコ・フィルとの録音など。
2003年3月、プロコフィエフ没後50年記念コンサートでポーランド放送響を指揮。ナントの「ラ・フォルネ・ジュルネ」で、シューマン、メンデルスゾーン、リストにささげられた10回のコンサートを指揮した。
最近ではプラハでチェコ・フィルにデビューし、成功を収めた。
2007年5月24日にはロストロポーヴィチ追悼コンサートでパリ管デビューを果たした。
2008年9月、東京フィルハーモニー交響楽団定期公演での日本デビューは絶賛を博した。




撮影:井村重人
横島 勝人(指揮)
Katsuto Yokoshima, Conductor

大阪生まれ。9歳よりピアノを始める。大阪音楽大学在学中より指揮活動を開始、同大学卒業後も1990年まで高槻市音楽団の常任指揮者を務める。

1990年ウィーン留学、その後ウィーン国立音楽大学指揮科に入学。同大学教授、レオポルド・ハーガー、ペーター・シュヴァルツ、同大学助教授、湯浅勇治の各氏に師事。

1990年ウィーンマイスタークラス指揮セミナー、1996年ハンガリー国立セゲド交響楽団主催セミナーにてユリウス・カルマー、エルヴィン・アッチェルの各氏に師事。ディプロマを取得、演奏会指揮者にも選ばれる。

1998年、オランダで行われたキリル・コンドラシン国際指揮者コンクールにてベスト8に選ばれ、1999年には、ウィーン樂友協会ホールでのトーンキュンストラー交響楽団との演奏会においてベートーヴェン交響曲第9番を指揮、大成功をおさめウィーンデビューを飾る。

2001年、ウィーン郊外アイゼンシュタットのエスターハーズィー城内ハイドンザールにて、ハイドンのオラトリオ”天地創造”を指揮する。2003年にはプラハの春音楽祭のメイン会場であるスメタナホールにて、プラハ放送交響楽団を指揮、好評を博し、地元の音楽関係者からも絶賛される。

2000年より小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトI、II、III、においてアシスタント及び合唱指揮を務める。

2005年7月、ドイツ・ライプツィヒでのチャリティ・コンサートに出演。ニコライ教会でバッハ:ロ短調ミサを、ゲヴァントハウスで「第九」を指揮。2006年9月、10月には、ウィーンとプラハでモーツァルト生誕250年「レクイエム・ガラ」特別演奏会を指揮、絶賛を博した。


〔これまでに指揮したオーケストラ〕
   ・ ハンガリー国立セゲド交響楽団
   ・ マーフ・ブダペスト交響楽団
   ・ オランダ放送管弦楽団
   ・ 新日本フィルハーモニー交響楽団
   ・ 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
   ・ 大阪センチュリー交響楽団
   ・ 岡山フィルハーモニック管弦楽団
   ・ 広島交響楽団
   ・ 関西フィルハーモニー管弦楽団
   ・ 京都市交響楽団
   ・ 奈良フィルハーモニー管弦楽団
   ・ 東京佼成ウィンドオーケストラ
   ・ 大阪市音楽団 他



石井 克典(ピアノ)
Katsunori Ishii, Piano

東京音楽大学付属高等学校、同大学に特待生として学び、大学在学中、第59回日本音楽コンクール第3位入賞。
1992年、タングルウッド音楽祭ミュージックセンターサマーセッションに特待研修生として招かれ、室内楽とピアノをレオン・フライシャー、ピーター・ゼルキンの両氏に師事。音楽祭中、多くの演奏会に出演し、高い評価を受ける。翌年、クリーヴランドのロベール・カサドシュ国際ピアノコンクール第4位入賞。 ニューヨークのマネス音楽大学大学院にて、ピアノをルドルフ・ゼルキンの愛弟子、ステファニー・ブラウン、楽曲分析をカール・シャクター、指揮をマイケル・チャーリーの各氏に師事。1994年、一時帰国し、日本演奏連盟、文化庁共催の東京デビューリサイタルを東京文化会館小ホールで開催。

1996年、マネス音楽大学大学院をJ・フィーデルマンピアノ賞を得て修了。その後、ミシガンのギルモアキーボードフェスティバルなど世界各地の音楽祭に出演。1997年3月、浜松国際ピアノアカデミーコンクール第1位入賞。ニューヨークでは、カーネギーホール、スタインウェイホール等で演奏を重ねるなど、国内外 で活発な演奏活動を続けている。

これまでにソリストとして、ニューヨーク・ニューアムステルダム交響楽団、カユーガ室内管弦楽団、オハイオ室内管弦楽団、中米・コスタリカ国立管弦楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、九州交響楽団、大阪交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、 浜松フィルハーモニー管弦楽団等と共演、日本テレビ「深夜の音楽会」他に出演。

ニューヨークをはじめ各地で演奏及びマスタークラスを行う等、後進の指導にも努め、ハイドン・イヤーの2009年にはポルトガルのヴィアナ・ド・カステロ国際音楽祭に招かれ、ハイドンのピアノ協奏曲を演奏。2012年、ドイツのヴァイカースハイム国際音楽祭、2014年、ドイツ、エンゲルス国際音楽祭、2015年は中国の 西安音楽学院、ドイツのエンゲルス音楽祭及び北イタリアのラゴマジョーレ・ストレッサ・レザでのピアノ・サマー・アカデミーに招聘されリサイタルを行う。2016年もドイツのエンゲルス音楽祭とイタリアのレザの音楽祭に招聘されている。カリフォルニア国際コンクール〈ピアノ部門〉(アメリカ)審査員。第3回アセアン・ショパン国際ピアノコンクール(マレーシア)審査員。第80、81、82回日本音楽コン クール審査員。2006年第6回、2012年第8回浜松国際ピアノコンクール運営委員。2009年第7回、2015年第9回同コンクール専門委員。東京音楽大学教授。

<CD>シューベルト:即興曲D.935 & ムソルグスキー:展覧会の絵(SONARE1002)



大崎 結真(ピアノ)
Yuma Osaki, Piano

2000年、東京藝術大学附属高校卒業後、イタリア・イモラ音楽院入学。翌年(2001年)、パリ国立高等音楽院大学院(第3課程)に飛び級で合格。2003年、同音楽院大学院修了。
2007年、文化庁新進芸術家海外研修員としてパリ・エコール・ノルマル音楽院コンサーティスト課程入学。2009年、同音楽院コンサーティスト・ディプロムを得て修了。

国内コンクール優・入賞の他、16歳で参加した「浜松国際ピアノ・コンクール」(97年)、「ロン=ティボー国際音楽コンクール」(98年・入賞と共にフランス音楽特別賞)、「アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール」(01年)では何れも最年少入賞を果たす。
また「ピラール・バヨナ国際ピアノ・コンクール」(01年・第2位)、「ジュネーブ国際音楽コンクール」(02年・第3位とフランク・マルタン特別賞)に入賞。「リーズ国際ピアノ・コンクール」(03年・第3位)では同コンクール16年ぶりの日本人上位入賞を果たし、「ショパン国際ピアノ・コンクール」(05年・ファイナリスト賞)、「モロッコ国際ピアノ・コンクール」(06年・第2位)、「パリ・オートモービルクラブ国際ピアノ・コンクール」(07年・優勝)等々、多数の入賞歴を持つ。
6歳でN響団友オーケストラと協演。以降、東京交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団との協演の他、国内外のコンサートや音楽祭にも多々招かれ好評を博している。
幼少期より注目を集めていた抜群のテクニックとスケールの大きな音楽性。近年はさらに美音と幅広い表現力に、「楽器の隅々まで響かせている本物のテクニック」「表情豊かなモティーフ」と高く評価されている。また08年、「カルタゴ音楽祭」(チュニジア)でのリサイタルでは、「彼女の指は魂を震わせ心を動かす。楽曲の中で彼女は旅をし、その真髄をエレガントで繊細な演奏の中に引き出した」(Le Temps紙)、「ピアノが最高のレベルにまで高められた瞬間」(Corriere di Tunisi誌)、など海外メディアから絶賛された。

2010年、拠点をパリから日本へ移す。2010年度/第37回『日本ショパン協会賞』を受賞。受賞の対象となったリサイタルを収めたアルバム『ショパンリサイタルライヴ』は好評を博し、2011年度リリースしたセカンドアルバム『深碧(あお)のラヴェル』は「レコード芸術」誌にて特選盤に、2012年度リリースした『レ・ドビュッシー』は同誌にて準特選盤に選出され高く評価された。
また演奏活動の他、音楽雑誌への執筆、新聞やTV、ラジオ(NHKテレビBSプレミアム「クラシック倶楽部」、NHK-FM「FMリサイタル」、「ベストオブクラシック」出演など、メディアでも取り上げられ活動の場を広げている。今後の活躍に期待が集まる若手の大器である。
これまでに藤原亜津子、大畑知子、金子勝子、播本枝未子、中村紘子、フランコ・スカラ、ジャック・ルヴィエ、マリアン・リビツキーの各氏に師事。




大森 智子(ピアノ)
Tomoko Ohmori, Piano

1977年デビューリサイタル。以来ショパン及びバッハ・プログラムを中心にソロ、室内楽で活躍。

88年「バッハ・パルティータ全6曲」リサイタル。 99年ショパン没後150年には2晩にわたり「ジョルジュ・サンドの文章朗読付きショパン・プログラム演奏会」で好評を博す。 2003年ショパンおよび様々な作曲家の「ワルツ・リサイタル」。 05年2週2回にわたる古典調律による「バッハ平均律第I巻、第II巻連続演奏会」(東京・名古屋)。 08年「ショパンの光彩」第1回リサイタル。シューマンとショパンのコントラストを表現。 09年ショパン:エチュード全曲及びモンポウの作品で反響を呼ぶ。 10年パリにおける日仏協会主催によるショパン生誕200年リサイタルに出演。

CDはナミ・レコードより11枚リリース、03年発売「ショパン:ワルツ集」は「レコード芸術」特選盤となる。

東京藝術大学附属高等学校、同大学を経て同大学院修了。

高良芳枝、井口秋子、松浦豊明、ペーター・ソリモシュ、田崎悦子の各氏に師事。 1980年-1983年ロンドンにてマリア・クルチオ女史のもとにて研鑽をつむ。また折々アルゼンチンの世界的ピアニスト、ブルーノ・レオナルド・ゲルバー氏より薫陶を受ける。

音楽社会人グループ「ミュージック・フォレスト」主宰。




撮影:尾形正茂
梯 剛之(ピアノ)
Takeshi Kakehashi, Piano

1977年8月2日、音楽家の両親のもと東京に生まれる。小児癌により生後1ヵ月で失明するが、音楽を聞かせると泣きやみ、メロディーを正確に再現した。玩具がわりにピアノに親しみ、4才半よりレッスンを始める。佐々木弥栄子、高岡慶子、阿部美果子氏に師事。
90年八王子市立中山小学校卒業と同時にウイーン国立音楽大学準備科に入学、同年再び眼に悪性腫瘍を患い帰国し手術するも、翌年勉強を再開。主にエリザベート・ドヴォラック=ヴァイスハール教授に師事。
94年チェコの盲人弱視者国際音楽コンクール、ドイツのエトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(Bカテゴリー)で参加者中最年少優勝、豊かな音楽性を認められる。95年アメリカのストラヴィンスキー青少年国際コンクール第2位。97年村松賞受賞。98年ロン=ティボー国際コンクール(パリ)第2位およびSACEM賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞受賞。99年都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞を受賞。2000年ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞受賞。
これまでにプラハ交響楽団、国立サンクトペテルブルク交響楽団、フランス国立管弦楽団、ドレスデン歌劇場室内管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、スロバキア・フィルハーモニー、仏国立ロアール管弦楽団、オストロボスニア室内管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団など数多くのオーケストラでソリストを務める。指揮者では小澤征爾、ジャン・フルネ、ガリー・ベルティーニ、ユベール・スダーン、アラン・ギルバート、小林研一郎、ゲルト・アルブレヒト、ファビオ・ルイージ、ダニエル・ハーディング他と共演、ライプツィヒ弦楽四重奏団とも重ねて共演している。
これまでに国内はもとより、オーストリア、ドイツ、チェコ、スロバキア、フランス、イタリア、ロシア、スウェーデン、アメリカ、韓国、タイ、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、ベネズエラ他で演奏。2014 年7 月サラエボにて、「世界平和コンサートへの道」公演で、柳澤寿男指揮バルカン室内管弦楽団 と、モーツァルト:ピアノ協奏曲第13 番を共演。
NHK「芸術劇場」、「クラシックアワー」、「N響アワー」、「毎日モーツアルト」、「ぴあのピア」、テレビ朝日「徹子の部屋」等テレビ、ラジオ出演も多い。
ソナーレ・アートオフィス、キングレコード、アートユニオン、アゴラ(伊)、毎日クラシックスより、モーツァルト、ショパン等、計10枚のCDをリリース、「ピアノ・リサイタル2013」SONARE1023 は「レコード芸術」誌で特選盤、「ピアノ・リサイタル2014」SONARE1027 は同誌準特選盤に選ばれた。



高橋 愉紀(ピアノ)
Yuki Takahashi, Piano

1981年 桐朋学園大学音楽科卒業後、ウィーン国立音楽大学に留学。
83年 イタリア ビオッティ国際ピアノコンクールで特別賞受賞。
84年 ウィーン国立音楽大学を満場一致の最優秀で卒業。オーストリア放送テレビ、ラジオに出演。
86年 東京交響楽団と共演。
88年 スペイン、ハエン国際コンクールにて第3位入賞。同年12月、東京文化会館にて文化庁助成コンサートでデビュー。
89年 藤沢市、大阪にてチャリティーコンサートを開催。
90年 パームビーチ国際ピアノフェスティバルに招待され参加。同年5月、東京サントリーホールでリサイタル開催。
91年 シュトゥットガルト国立音楽大学ソリストコース修了。ドイツ国家演奏家資格試験合格。
93年 NHKホールにてベートーヴェン「皇帝」を演奏。ウィーンコンセルヴァトリウムに在籍。
95年 東京文化会館にてリサイタル、絶賛を博す。
96年 藤沢リラホールと九州でリサイタル開催。
2002年九州でチャリティーコンサート開催。
04年東京オペラシティでリサイタル開催。
05年大阪と九州でゲルハルト・ゲレットシュレーガー氏とピアノデュオリサイタルを開催。
08,09,10,11年ウィーンと横浜みなとみらいホールでリサイタル開催。
04年「ウィーンの素顔」エッセイ集を出版。
07年の9月よりウィーン大学コンセルヴァトリウム非常勤講師。

江戸弘子、土肥由美子、中野洋子、室井摩耶子、パウル・バドゥラ=スコダ、オレグマイセンベルグ、ゲルハルト・ゲレットシュレーガーの各氏に師事。ドイツ在住。
13年5月横浜みなとみらい小ホールリサイタルのライブCDをソナーレ・アートオフィスからリリース(SONARE 1018)




撮影:尾形正茂
三上 桂子(ピアノ)
Katsurako Mikami, Piano

札幌市出身。4歳より遠藤道子氏にピアノを習い始める。

桐朋学園高校音楽科に入学し井口秋子に師事。 NHK・毎日新聞社共催の第18回全日本学生音楽コンクール高校の部全国第1位。翌年同第34回日本音楽コンクール第1位。
桐朋学園大学入学後、海外派遣コンクールで安宅賞受賞。
パリのロン=ティボー国際コンクールに参加し特別賞受賞。

フランス政府給費留学生として、パリ音楽院でヴラド・ペルルミュテール氏に師事。

ウィーンでディーター・ウェーバー氏にもレッスンを受ける。

その後ニューヨークに渡り、ジュリアード音楽院でサッシャ・ゴロデツキー氏のもとで研鑽を積み、この間選ばれてジュリアード・オーケストラとプロコフィエフのピアノ協奏曲を共演。また、アーティスト・インターナショナルのオーディションを経て、ニューヨーク カーネギー・リサイタルホールでデビュー・リサイタルを開きニューヨーク・タイムズ紙で絶賛される。以来、ニューヨークでの数回のリサイタルの他、各地でソロ、協奏曲、室内楽などで活躍。

室内楽をアルトゥール・バルサム、フェリックス・ガリミーア、ジョゼフ・フックスの各氏に師事。

また、ジュリアード音楽院教授を務めたフックス氏の晩年には、そのほとんどのコンサートで共演した。

メイン州立大学、ニューヨーク州アルフレッド大学などで夏季講座の講師を長年務めた。2004年にはチェコのプラハ、2005及び2006年はドイツのライプツィヒでのユーロミュージックフェスティバルに講師として招かれている。現在は桐朋学園教授として後進の指導にもあたっている。



三又 瑛子(ピアノ)
Akiko Mimata, Piano

仙台市出身。4才よりピアノを始める。桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業演奏会、室内楽演奏会に出演。第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。
2005?2007年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受講。
2012年日本音楽コンクール コンクール委員会特別賞(ヴァイオリン部門ピアノ伴奏)受賞。
これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、室内楽を加藤知子、徳永二男、東京クヮルテットの各氏に師事。
桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。




撮影:尾形正茂
内山 優子(ヴァイオリン)
Yuko Uchiyama, Violin

3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高校音楽科卒業後渡英。ロンドン・ギルドホール音楽院にてヴァイオリンを故イフラ・ニーマン氏に、作曲をロバート・サクストン氏に師事。
1997年ドイツで行われたイフラ・ニーマン国際ヴァイオリン・コンクール第2位、国際演奏連盟主催JILA音楽コンクール第1位。
2000年ハットフィールド音楽祭で総合優勝。9月、東京文化会館小ホールにて、日本演奏連盟主催デビュー・リサイタルを行う。
2001年1月に渡米、クリーヴランド音楽院でスカラシップを得て、ドナルド・ワイラースタイン氏に師事。02年5月同音楽院修士課程修了。
ロンドンでマイラ・ヘス財団賞、エミリー・イングリッシュ財団賞、英国笹川財団賞を、アメリカでユービー・ブレイク財団賞を受賞。

2002年8月から文化庁在外研修生としてボストン、ニューイングランド音楽院で研鑽を積む。同年チャイコフスキー国際コンクールセミ・ファイナリスト。2003年3月、ワシントン国際弦楽器コンクール第2位、アーリントン・ヤングアーティスト・コンクール第1位。2004年5月ニューイングランド音楽院を卒業し、マイケル・ティルソン・トーマス率いるニューワールド・シンフォニーで活躍。2005年9月、ピッツバーグ交響楽団入団。

ヴァイオリンを藤川真弓、石井志都子、故イフラ・ニーマン堀 正文、ドナルド・ワイラースタインの各氏に、室内楽をペーター・サラフ、ゴードン・バック、ボロメオ・カルテット、ヴィヴィアン・ワイラースタインの各氏に師事。



ラファエル・オレグ(ヴァイオリン)
Raphaël Oleg, Violin

1959年パリ生まれ。12歳でパリ音楽院に入学。同音楽院を17才で首席卒業。 1986年、チャイコフスキー・コンクールで第1位。

これまでに、ロリン・マゼール、リッカルド・シャイー、バーツラフ・ノイマン、ネビル・マリナー、ジェフリー・テート等の指揮者と、そして、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ドレスデン国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、アカデミー室内管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団等のオーケストラと共演、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭等世界の著名な音楽祭にも数多く出演している。

“悪魔的”とも評される並外れた技巧の持ち主でありながら、むしろバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス等に於ける深い解釈に底力を感じさせる本格派ヴァイオリニスト。

日本でもNHK交響楽団、紀尾井シンフォニェッタ東京のソリストとして登場。

室内楽をこよなく愛し、多忙なソロ活動の一方、信頼する仲間たちとの室内楽活動にも精力的で、コントラバス奏者河原泰則とのコラボレーションで2003年、2004年に日本ツアー。バーゼル音楽院教授。

〔オーケストラとの共演作品〕
 ・ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
 ・ヴィヴァルディ:四季
 ・エルガー:ヴァイオリン協奏曲
 ・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ・シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
 ・シューマン:ヴァイオリン協奏曲
 ・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 ・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 第1番
 ・バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、ふたつのヴァイオリンのための協奏曲、ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
 ・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、ラプソディー
 ・バーンスタイン:セレナード
 ・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンとチェロのためのダブル・コンチェルト
 ・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
 ・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番
 ・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、トリプル・コンチェルト、ロマンス 第1番、第2番
 ・ベルク:ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン、ピアノと13管楽器のための室内協奏曲
 ・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
 ・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、協奏交響曲
 ・ラロ:スペイン交響曲(ヴィオラ)♪ベルリオーズ:イタリアのハロルド




撮影:尾形正茂
景山 誠治(ヴァイオリン)
Seiji Kageyama, Violin

東京藝術大学首席卒業。 全日本学生音楽コンクール小学校の部、中学校の部で、全国第1位。
高校在学中に日本音楽コンクール入賞、松下賞受賞。
1980年霧島国際音楽祭賞受賞、民音室内楽コンクール第2位、斉藤秀雄賞受賞。
1981年ヴィニエアフスキ国際コンクール入賞。
1984年ロン=ティボー国際 コンクール最高位受賞とともに3つの特別賞を獲得し、以来ヨーロッパ各地で活躍。
1989年シャウシュピールハウス(ベルリン)でのリサイタルは絶賛され、ワイマール、アイゼナハなど8都市のオーケストラと共演。1992年ベルリン・コーミッシュオパーオーケストラにソリストとして招聘され、ミュンヘン、ライプツィヒにてリサイタルを行った。
1995年国際交流基金の派遣により中南米諸国にてリサイタル、またベネズエラ国立シモンボリバルオーケストラと共演。
1996年「華麗なるポロネーズ」でCDデビュー。
ソリスト、室内楽奏者として活躍するほか、霧島国際音楽祭マスターコース講師及び同音楽祭企画委員を務めている。
現在、桐朋学園大学教授。東京藝術大学においても後進の指導にあたっている。



城代 さや香(ヴァイオリン)
Sayaka Kinoshiro, Violin

群馬県太田市出身。
江藤俊哉ヴァイオリンコンクール、大阪国際音楽コンクール等入賞。 武生国際音楽祭オープニングコンサートに出演、アプローズ賞受賞。 英国王立音楽院大学院に日本人として史上最高額のスカラシップを得て入学。 群馬県より推薦研修員として草津国際音楽アカデミーに派遣。 フランス、モナコにおいて国営ラジオ'ミュージックフランス'及び国営テレビ'Channel 3'出演。 桐朋女子高校、桐朋学園大、英国王立音楽院ディプロマコース卒業。
03年文化庁派遣在外研修員。
04年英国王立音楽院にてリサイタル。
08年マルシュナー国際ヴァイオリン・ヴィオラコンクール第1位。
09年ジュリオ・カルドナ国際コンクール第1位。
10年演連リサイタル。サイトウキネンフェスティバル「子供のためのコンサート」及び「小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト\」にてコンサートミストレス。 万里の長城杯国際音楽コンクール第1位。横浜音楽祭'ハマのJACK'オーディションにて優勝し、N響メンバーを中心とする室内オーケストラと共演。 ブレッシア国際ヴァイオリンコンクールセミファイナリスト。
11年上毛文化芸術賞受賞。
12年ソナーレ・アートオフィスよりCD「Invocation」リリース。大田区民ホール・アプリコ小ホールにてCD発売記念リサイタル。東日本大震災で被災した木材で作られたヴァイオリンによる「千の音色をつなぐ絆」プロジェクトに出演。
13年5月群馬交響楽団と「ツィゴイネルワイゼン」、「タイスの瞑想曲」共演。 8月フィンランド、クオピオ交響楽団コンサートミストレス就任。9月ルネこだいら開館20周年企画「ヴァイオリン・ガラ・コンサート」出演。
14年1月クオピオ交響楽団とブラームス:二重協奏曲を共演。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ミンホ室内管弦楽団(ポルトガル)、マルシュナー・ミュージックフェスティバルオーケストラ(ドイツ)、ロイヤル・アカデミー・オブ・ソロイスツ(イギリス)などと共演。
江藤アンジェラ、江藤俊哉、原田幸一郎、漆原朝子、ジョルジュ・パウク、堀正文、荒井英治、ジェラール・プーレの各氏に師事。 ピンカス・ズーカーマン、ライナー・キュッヒル、ジャン=ジャック・カントロフ、オーギュスタン・デュメイ各氏のマスタークラスを受ける。
「小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト」、「サイトウキネン・オーケストラ」、「東京のオペラの森」、「東京・春・音楽祭」、「紀尾井シンフォニエッタ東京」などに出演。




撮影:尾形正茂
藤原 浜雄(ヴァイオリン)
Hamao Fujiwara, Violin

1947年神奈川県鎌倉生れ。3歳より旧東京音楽学校出身の母にヴァイオリンの手ほどきを受ける。
その後、桐朋学園音楽科にて鷲見三郎、故江藤俊哉、海野義雄、斎藤秀雄の各氏に、またアメリカのジュリアード音楽院にてジョゼフ・フックス氏に師事。桐朋学園在学中、指揮を斎藤秀雄及び秋山和慶の両氏に師事。
NHK・毎日新聞社共催の全日本学生音楽コンクール、日本音楽コンクール各第1位優勝。

1968年イタリアのパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第2位、1971年ベルギーのエリザベート王妃国際コンクール第3位銀賞を受賞(いずれも当時の日本人最高位)。

ジュリアード音楽院留学以来20年以上にわたってアメリカに居を構え、ソロ、室内楽その他多方面において活躍。なかでも、1971年昭和天皇・皇后両陛下ご訪欧の際のベルギー政府主催歓迎演奏会での御前演奏、1972年アメリカ ロチェスター・フィルハーモニー定期演奏会で、20世紀屈指の名手ナタン・ミルシテインの代役としてのアメリカでのコンチェルト・デビューは特筆に価する。

同時にジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院で教鞭をとり、ミシガン大学音楽学部で准教授を務める。

1992年11月〜2012年3月 読売日本交響楽団首席ソロ・コンサートマスター。

1993年4月より、桐朋学園大学院大学教授、東京音楽大学客員教授として、後進の育成にもあたっている。



深山 尚久(ヴァイオリン)
Naohisa Miyama, Violin

東京藝術大学から同大学院修了。
文化庁海外芸術家派遣研修員としてドイツに留学。
大学院在学中より東京フィルのコンサートマスターに就任。
以来、新星日響、札響、広響、神奈川フィル、東響のコンサートマスターを歴任。国内ほとんどのプロ・オーケストラの客演コンサートマスターを務める。
1998年サントリーホールにて3曲の協奏曲を一夜で演奏する『ヴァイオリン・コンチェルトの夕べ』を東京交響楽団と田中良和の指揮で開催。
DVD「ヴァイオリン・テクニカル・クリニック」、CD「愛の言葉」、著書「目からウロコのポイントチェック」等を発表。
武蔵野音楽大学准教授、深山アカデミー主宰、日本弦楽指導者協会関東支部常任理事




撮影:Paul Duxfield
伊藤 悠貴(チェロ)
Yuki Ito, Cello

平成元年東京出身、15歳で渡英。21歳でブラームス国際コンクールおよび、英国の最高峰ウィンザー祝祭国際弦楽コンクールで日本人初優勝、現在最も注目を集める若手チェリストの一人。
2011年於ウィンザー城・名門フィルハーモニア管弦楽団定期公演にてメジャーデビュー、国内外主要オーケストラ、V.アシュケナージ、D.ゲリンガス、J.ロイド=ウェバーらと共演。2016年には宮沢賢治生誕120年記念NHK全国放映リサイタルを開催、100年記念はヨーヨー・マが行った大役を担った。1,000人以上を動員するソロリサイタル、国内外マスメディアへの露出も多く、ロイヤル・フェスティバル・ホール、ウィグモア・ホール、英国王室御前演奏等ロンドンを拠点に、欧州、北米、アジア、アフリカ各国から公演・音楽祭に招かれ、献呈作品の世界初演も多数行う等、国際舞台での活躍を続けている。
ライフワークとするラフマニノフ作品の演奏において特に高い評価を得ており、NHKテレビ・ラジオにて多数放送、またデビュー盤『ラフマニノフ:チェロ作品全集』は世界的音楽誌ストラッド「特選盤」など英米日メジャーメディアより絶賛を博している。2017年11月15日・2ndアルバム『ザ・ロマンティック』(ソニー・ミュージック)リリース予定。
倉田澄子、A.ボヤルスキー、D.ゲリンガス各氏に師事。2015年英国王立音楽大学首席卒業。シャネル・アーティスト。
2013年ロンドンでIn Tune Orchestra(ITO)を結成して以来、指揮者としても活動中。

公式サイト:www.yukiitocello.com




撮影:尾形正茂
植木 昭雄(チェロ)
Akio Ueki, Cello

6歳よりチェロを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園大学に入学。

1994年、第4回日本室内楽コンクールチェロとピアノのデュオ部門で入賞、桐朋学園大学在学中の1994年10月、フランスのリヨン国立高等音楽院に留学。

1995年、イギリス、マンチェスターチェロフェスティヴァルに招かれ参加。同年,第64回日本音楽コンクールチェロ部門入選。1996年、イタリア、ラヴェッロ国際室内楽フェスティヴァルにリヨンクァルテットとして招待され、3夜連続演奏会を行う。1997年、霧島国際音楽祭にて特別奨励賞を受賞。1998年、リヨン国立高等音楽院を卒業し、ディプロマを取得。1999年、1月より1年間アメリカ、インディアナ大学に留学。2000年6月、東京文化会館主催の新進音楽家デビューコンサートに出演。2001年11月、津田ホールにてデビューリサイタルを行い好評を博す。2002年、ソニー音楽芸術振興会より第一回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞。2004年、東京フィルハーモニー交響楽団とプフィッツナーのチェロ協奏曲第3番を日本初演。2007年、初のCDとなる“AKIO UEKI〜ラフマニノフ チェロ・ソナタ”をリリース。 小澤征爾が音楽監督を務めるサイトウキネン・フェスティバル、東京のオペラの森など数々の音楽祭にも参加している。2005年に結成された室内アンサンブル「パヴィメント・ジャパン」のメンバー。

これまでにチェロを松波恵子、イヴァン・シフォロー、堤剛の各氏に師事。室内楽を原田幸一郎、ラヴェル・クァルテット、練木繁夫の各氏に師事。




撮影:尾形正茂
河原 泰則(コントラバス)
Yasunori Kawahara, Contrabass

茨城県日立市生まれ。11歳でコントラバスを手にする。
一橋大学商学部卒。一橋大在学中に並行して桐朋学園大学音楽学部に学び、コントラバスを堤俊作、小野崎充の両氏に師事。その後ベルリン芸術大学に留学し、ライナー・ツェペリッツ、ミシェル・シュヴァルベ両教授に師事、1977年同大学を最優秀の成績で卒業。
1978年ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位入賞、1980年にケルン放送交響楽団の首席コントラバス奏者に就任し、現在に至る。

ケルン放送響首席奏者としての活躍の傍ら、ソリストとしてケルン放送響、スイス・ロマンド管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ポーランド国立放送室内管弦楽団、東京都交響楽団等多数のオーケストラと協奏曲を、クリストフ・エッシェンバッハ、オーレル・ニコレ、エマニュエル・パユ、クリスチャン・テツラフ、アルバン・ベルク弦楽四重奏団らと室内楽を共演。また、ベルリン芸術週間、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、フェルトキルヒ・シューベルティアーデ音楽祭、キッシンゲン音楽祭など、著名な音楽祭への出演も回を重ねている。

一方リサイタルにも力を注ぎ、ロンドンをはじめとするヨーロッパの各都市、および東京をはじめとする日本各地に於けるリサイタル公演が、ラファエル・オレグ等優れたヴァイオリニストをパートナーとするデュオ・リサイタルをも含め、いずれも極めて高い評価を得ている。

録音は、これまでにソニー・レコード、ラルゴ・レコードより計4枚のソロCDがリリースされており、うち、『ファンタジー・オン・ダブルベース』と題されたソロ・アルバム(IDC3505)がドイツの音楽誌『ノイエ・ムジーク・ツァイトゥング』より年間のベストCD(1994年度)に選ばれるなど、コントラバスというジャンルを超えたレベルで無類の高い評価を得ている。

多忙な演奏活動の傍ら、世界各地の講習会に於いて講師として若い演奏家たちの指導にあたっている。またミュンヒェン・コンクールの審査員も務める。

2006年、サン・テグジュペリ作『Le Petit Prince』の翻訳『小さな星の王子さま』を出版(春秋社)。

紀尾井シンフォニエッタおよびサイトウキネン・オーケストラに参加。




撮影:karen natsuki
朝川 万里(ピアノ)
Mari Asakawa, Piano

東京生れ。5才よりピアノを柿沼洋子氏に師事。12才で家族と共に移ったニューヨークで、自由でのびのびした音楽教育に出会う。

15才でウェストチェスター・コンクール優勝、グリーグのコンチェルトを演奏。続いてリンカーン・センターでバッハのコンチェルトを演奏。翌年16才でジュリアード音楽院に入学し、サッシャ・ゴロドニツキー、ジョルジュ・シャンドール氏に師事。

卒業後はエール大学大学院音楽科に進むという、アメリカにおける代表的音楽教育の道を歩む。卒業後はアメリカ国内の数々のコンクールに入賞。ニューヨークを中心に演奏活動とホフ・バセルソン音楽院での教職生活に入る。
当時自宅にあった、ミケランジェリの高弟ブルーノ・メッツェーナのLPに感動、イタリアにメッツェーナ氏を訪ねレッスンを受けたことが彼女の人生を大きく転換させることになる。氏の音楽に対する謙虚な姿勢とダイナミックな華やかさ、深い教養、気品の高さに心を打たれ、イタリア、ぺスカーラ音楽院での勉学を決心。メッツェーナ氏によって音楽の厳しさと無限の豊かさを知り、彼女自身の音楽も大きく変わることとなる。

ぺスカーラ音楽院学内コンクールで優勝、ぺスカーラ交響楽団とラフマニノフのピアノ・コンチェルト第3番を演奏、同時に各地でリサイタルを行う。

1997年、同音楽院を最優秀賞を得て首席で卒業。

1999年、フロレスタノ・ロッソマンディ国際ピアノコンクール入賞。

2002年には、すみだトリフォニーホールとスイスのティチノ・ムジカ音楽祭でリサイタルを行い好評を得る。

03年春、ラ・スペツィア、ヴェネツィア、ナポリで連続リサイタル。
03年にはプロコフィエフ没後50年を記念して、イタリア、日本、イギリスを含む合計10ヶ所でプロコフィエフ:ピアノ・ソナタ・リサイタルを開催した。このリサイタル・シリーズと、その後のプロコフィエフのCD録音は、これまで師メッツェーナから学んだ集大成となった。

05年2月、イタリアPHOENIX Classics からプロコフィエフ : 戦争ソナタ(第6番、第7番、第8番)のCDが発売された。同年6月東京津田ホールにてCD記念発売リサイタルを開催し大好評を得る。

05年4月より愛知県立芸術大学で非常勤講師として後進の指導にあたる。又イタリア各地の講習会、音楽祭でメッツェーナ氏の助手を務める。




撮影:尾形正茂
飛松 利子(ピアノ)
Toshiko Tobimatsu, Piano

北鎌倉女子学園高等学校音楽科、桐朋学園大学及びウィーン国立音楽大学ピアノ科卒業。これまで舘美佐子、三浦みどり、M.ヴォスクレセンスキー、R.ケラー、M.フッシ、M.プリンツの各氏に師事。

NHK-FM新人洋楽オーデション合格者による《春に巣立つ新人たち》、第81回および第105回神奈川県立音楽堂推薦音楽会、第20回同音楽堂人音楽会、ソニー・ミュージック ビデオ《ピアノとともに》、軽井沢星野音楽祭、逗子市政50周年記念演奏会等に出演。

1989年第16回パルマドーロ国際コンクール(イタリア・フィナーレリグレ)ヴァイオリンとピアノのためのデュオ部門第2位(1位なし)と課題曲最優秀賞を受賞。
1990年第8回クロード・カーン国際ピアノコンクール(パリ)第4位。同年第17回パルマドーロ国際コンクールピアノ部門にて1位なしの第2位と課題曲最優秀賞を受賞。
留学中、フィナーレリグレにてヴァイオリンとピアノ デュオ・リサイタル、ウィーンにてピアノ・リサイタルのほかドイツ、フランス、オーストリア各地にて演奏会に出演。

帰国後は日本各地で演奏し、2004年9月にはJCPジャパン・チェムバー・フィルハーモニーとモーツァルトのピアノ協奏曲、2005年みなとみらい小ホールにてソロリサイタル、逗子にてM.フッシ女史とソロと連弾のコンサート、2006年ウィーン近郊バーデンにてM.フッシ女史と連弾のコンサート。同年より、クラシック音楽をもっと身近に、もっと気軽に楽しんでいただけるよう「ピアノで綴る音楽史」と題した、短い曲を解説付きで演奏するコンサートを度々催している。

現在、軽井沢ミュージックサマースクールピアニスト、鎌倉市民混声合唱団ピアニストとして演奏する他、国内外のオーケストラ奏者とのリサイタル、FM放送出演、コンクール等の共演者として、ソロ及びアンサンブル・ピアニストとして活躍している。




撮影:尾形正茂
吉井 健太郎(チェロ)
Kentaro Yoshii, Cello

1954年 東京生まれ。父はNHK交響楽団チェリスト、母はピアニスト。両親からアンサンブルの大切さを教えられた。

6歳より父の手ほどきでチェロを始める。その後、大村卯七氏に師事。大村氏は斎藤秀雄と同時期にベルリンでエマニュエル・フォイアマンに学び、チェロを真に日本に伝えたパイオニア的存在。

1970年 東京芸術大学付属高校入学、三木敬之氏に師事。
同年 同校を中退しウィーンへ留学。ウィーン・コンセルバトリウムとウィーン国立音楽大学で学ぶ。ニコラス・ヒューブナー、ヴォルフガング・ヘルツァー両氏に師事。

1973年 校内演奏会でのショスタコーヴィチ:ソナタの演奏が認められ、ウィーン交響楽団常任エキストラとして活動を始める。当時のウィーン交響楽団は東洋人を採用しない方針だったため、正式なオーディションを受けるまで2年間かかる。その間も正団員と同等に活動。1974年 ドイツ各地へリサイタル・ツアー、将来を約束される批評を受ける。

1975年 特例としてウィーン交響楽団のオーディションが許され正式メンバーとなる。

1977年 ヴァイオリンのエーレンホーファー、ピアノのレナーテ・コルディスとともにブラームス・トリオを結成、アイゼンシュタットを本拠に活動。後にレナーテと結婚。

1979年 ウィーン交響楽団第二首席奏者に就任。1982年ヤーノシュ・シュタルケル、1985年 ヨゼフ・ルイツ、1986年 ピエール・フルニエ各氏のマスターコース受講、研鑽を積む。

2005年4月、11月、日本でコンサート。12月、および2006年2月 ウィーン・ムジークフェライン ブラームスザールでコンサート。2006年11月 ウィーン交響楽団日本ツアーで来日。

2007年2月 横浜みなとみらい小ホールでリサイタル、「音楽の友」誌で高く評価される。

室内楽奏者、ソリストとしても各地でリサイタルを開くなど、活躍を続けている。




撮影:Eiji Shinohara
浅井 隆仁(バリトン)
Takahito Asai, Baritone

北海道釧路市出身。

音楽大学声楽専攻(オペラコース)卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所第41期マスタークラス研究生修了。

平成15年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修者として、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学へ留学。

第73回日本音楽コンクール第3位、第9回日本モーツァルト音楽コンクール第2位、第12回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位、国際モーツァルトコンクール派遣選考演奏会2001優勝、第69回日本音楽コンクール入選、第6回J.S.G(日本シューベルト協会)泉の森国際歌曲コンクール入選、第10回日本声楽コンクール入選、第26回高後賞受賞。

2001年東京文化会館新進音楽家デビューコンサート、第10回ABC新人コンサート、第23回釧路新人演奏会、東京音楽大学卒業演奏会に出演。

オペラでは、「フィガロの結婚」(アルマヴィーヴァ伯爵)、「魔笛」(パパゲーノ)、「椿姫」(ジェルモン)、「ドン・パスクアーレ」(マラテスタ)、「ボエーム」(マルチェッロ)、「カーリュー・リヴァー」(僧侶)等に出演。

コンサートのソリストとして、アムステルダムにてネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団と「カルミナ・ブラーナ」(オルフ)のソリストとして共演した(小林研一郎指揮)ほか、「合唱幻想曲」、「第九」、バッハ、ハイドン、モーツァルト、デュリュフレ、当の宗教曲のソリストとして数多く出演。また、歌曲の分野でもドイツ・日本歌曲を中心にリサイタルを重ね、第139回演連コンサート(東京文化会館小ホール)等にも出演、好評を博す。
2006年9月、浜離宮朝日ホールにてリサイタル開催。

これまでに、持田 篤、中澤 桂、栗林 義信、成田 繪智子、伊藤 功俊、白井 光子、ハルトムート・ヘル、ウード・ライネマンの諸氏に師事。現在、二期会会員、日本演奏連盟会員、東京音楽大学合唱研究員、二期会マイスタージンガー・メンバー。